「見た目のわかりやすさ」とプログラミング技術
技術がなければ、見た目のわかりやすさを追求することができない
ビジネスモデル的なデータベースソフトであれば、小さい字や小アイコン(16x16)で十分なのだが、子供向け(保護者向け)アプリケーションでは、
「見た目のわかりやすさ」
を第一に考えた。
何かを選択するコンボボックスで、大きいサイズのボックス(下側の図)を作ることに。
大きいサイズのコンボボックス。
C++では、標準では用意されていないので、技術と経験が無いと断念するしかない。
プログラミング言語によっては、そういう素材を用意している言語もあるかもしれないが、便利な言語ほど「カスタマイズ」が難しくなる。
C言語のように、自分で何でも用意しなければならない言語は、準備こそ大変だが何でもできる。
※ 以下、プログラミング的なお話なので、興味ある方だけどうぞ
3つのポイント
- 拡張コンボボックスで、イメージリストのアイコンを大きいサイズ(64x64や96x96)にする。
- 列項目を作る場合(図の場合)は、オーナードローで全て自分で描画
- 親ウィンドウ(ダイアログボックス)で、WM_MEASUREITEM を通知
この流れ。
最後の、WM_MEASUREITEM 通知の利用が、なかなか思いつかない。
リストコントロールの高さを変えたり行内で複数段にしたり、という時にこのメッセージを使うのだが、技術や経験が必要となる。