ユーザーに優しいプログラミング設計

子供向け、保護者向け、となれば、操作は極めて簡単でシンプルな方がいい

 児童のプログラミングが注目される世の中、パソコンに詳しくない人も多くパソコンに触れ、フリーソフトを手にする機会は多い。そうなると、難しいフリーソフトを作ってしまっては、意味がない。

 性格上、ビジネス的な、遊びのない、隙のないソフトを作りがちなので、自然と難しいソフトウェアを作ってしまう。
 だから、常に「簡単でシンプル」と自分に言い聞かせている。

 難しい機能は、却下。とにかく却下。それを何度も見直す。

 小学生でも理解できる設計と、マニュアル作りを念頭に設計する。

優良なソフトウェアは、最初の設計が精巧

 最初が肝心。
 プログラミング設計は、後で変更する場合、複雑怪奇な構造になり、どこか直せばどこか崩れる。わかりづらくなり、操作も難しくなってしまう。結局、作り直しになる場合もある。家を新築する時に、大黒柱を入れ替えるなんて絶対無理であるように。

 開発を開始する前に、綿密に構想を設計する必要がある。